ある会合の帰り、代行待ちをしながらテレビを点けると、AKB48選抜総
選挙の模様を中継していました。ちょうど3年連続一位に輝いた指原莉乃が
挨拶をしているところでした。
なんといっても三連覇の女王です。当然自信に満ち溢れた挨拶をするものと
思っていました。しかし彼女の口から出てきた言葉は不安を表す言葉でした。
『・・・、今回、沖縄でのコンサート、そして開票イベントが中止になっ
てしまったこと、天候のこととはいえ、6月に野外でという無茶があった
と思います。本当に申し訳ございませんでした。
こうやって一つ一つの積み重ねで、みなさんの気持ちが離れていくことが
とっても怖いです。今のAKB、どんどん信頼を失っている気がして、みんな
が離れていくのが本当に怖いです。・・・』
あー、そうか。自信があるから三連覇したのではなくて、自信がないから、
不安だから努力して三連覇を果たしたんだと腑に落ちました。
そう考えると不安ばかりの私も反対にけっこうイケてるのではないかなど
と奇妙な自信がわいてきました。少なくとも不安であることは悪いことで
はないと肯定してよいのではないかと感じています。
AKBに力をもらって、今日も元気な45歳のおっさんです。