「社長ってお金のことばっかり話しするよね。品質とか、納期とか、サービス
とかもっと大切なこといっぱいあるのに。」と社員に言われたわけではないの
ですがそんな風に思われているかもしれません。やっぱりお金のことで頭がい
っぱいになってしまうのです。
「生産管理のQCD」と呼ばれるものがあります。Quallity・Cost・Deliveryの3
つの頭文字を取ったもので、製造業において最も重要な概念とされており、この
3つ要素が確立していなければ良いビジネスは生まれないとされています。
Q:Quallity 品質
C:Cost コスト(お金の話)
D:Delivery 納期
品質に関しては、勉強して資格を取得したり社内で講習会をしたりしながら、お
客様のご要望にお応えしていく事で、社員の皆さん一人一人が自覚せざるおえず、
また納期に関しても建て方日は決まっているので、QとDに関してはある意味社
員の皆さんにお任せしても自律的に動いていける体制を作るのはやりやすいと思
います。(弊社の品質、納期ともまだまだ発展途上であることは自覚したうえで。)
しかし、お金のことを伝えるのは中々難しい・・。決算書を見ても相当な知識がな
ければただの数字の羅列でしかなく、「給料の3倍稼がなければ会社はやっていけ
ない。」などと根性論を振りかざしてみても何が伝わるものでもありません。
だから私は一人頭の中にお金のことをため込んで、一方的な指示や根性論で社員の
皆さんに話をしていかざるおえなくなってしまっています。社長としてはかなり怠
慢ですね。お金のことをいかに伝えるか?が目下の課題です。