今回は工場内の設備を再活用するために改善した事例の紹介です。
現在、長岡本社で、ヤードとして使用している工場内には、門型クレーンが
2基設置されていますが、両足門型の仕様となっているため、製品に接触する
可能性があることや、キャプタイヤケーブルの上を横断するため切断の可能性が
あるなどの問題から、ほぼ使われていない状況でした。
せっかくある設備を使用しないのはもったいないという事で、改良し有効活用
しようということで、2月下旬よりクレーンの改造工事が始まりました。
改造内容としては、この2基の門型クレーンは、柱のすぐ横に設置されているため、
柱に持出し梁を設け、ランウェイガーターを設置し、門型クレーンの片足を撤去
するというものです。
この改善により、今まで使い勝手の悪いとされていた場所が使えるようになるため、
作業時間、作業効率ともに良くなるかと思います。
現状、使用頻度が落ちているものがまだあるかと思いますので、それらも有効活用
できるような改善を今後も見つけられたらと思います。