今回は工場の方の改善起案を紹介したいと思います。
柏崎事業所外部に大型のヤードクレーンが設置され大変便利になりました。
その反面、今までなかったものが出来たことによる注意も必要になってくると考え、起案があがりました。
確かに、新しいものを取り入れると、長年作業していて染み付いた当たり前のことも変えていかなければならなくなります。
今回の案は、鋼材とヤードクレーンの衝突防止策です。
まず、「鋼材に反応するパトランプ」を取り付け事故防止を起案が出ました。
しかし、その設置には金額もかなりかさみ、他にもっといい方法はないか・・・ということで、工場の方が話し合い、それに変わる改善策を考えました。
まず、機械の鍵を差したままではなく、使用の都度に鍵を借り、機械を作動させることを周知するということになりました。
さらに、進入禁止を表すチェーンと注意喚起の張り紙を設置し事故防止策を強化しました。
できるだけお金をかけず、なお意識を高めたこの改善案は大変すばらしい起案だったと思います。