人は鏡

1月は年始のお客様廻りをさせていただきましたが、久しぶりにお会いする
多くの方々に「やせたね。」といわれました。うらやましいと思われるかも
しれませんが、私の生息するおっちゃんの世界では、訳すとそれは「病気?」
という意味で、気を使われて私に直接言わずに、弊社の社員に「社長、大丈
夫?」と聞かれると、「あっ、本当に病気に見えてるんだな・・。」と心配に
なっております。

実は数年前より筋トレの先生について、トレーニングをし、卵と納豆と玄米
でストイックに暮らしてきた(飲み会別途)、成果なのであります。しかしな
がら最近はやせれば病気と疑われるし、かといって太りたくもないしと、中
途半端で、また数年続けたマンネリ感も出ておりました。

そこで年始に今年は「がっしり体形」になることを決意。ベンチとダンベル
セットを購入し、先生にその意図を伝えると、私の体に合わせた自主トレメ
ニューを作ってくれました。

ふと気づきました。なにも目標を持たず迷ったままトレーニングに通っても、
先生はいつも通り、けがの無いようトレーニングをサポートしてくれるだけ
です。しかし自分自身が方向性とビジョンを持った瞬間に魔法のように私が
欲しい新しいメニューを用意してくれる。

相手が変わらないのではなく、自分が自分の意思を出さないから、相手が持
っているそのポテンシャルを見せてくれないのだ。周りの人はみな自分自身
の鏡であり、自分次第なのだと。

・・と書いているうちに、「がっしり体形」になることを宣言してしまったこ
とに気づく。あまり変わらなくても責めないでください・・。