6月11日に毎年恒例、長岡造形大学様の工場見学会が行われました。

前半は会社紹介や仕事の流れを説明し、後半は工場見学をスタート!

鉄骨加工の工程を説明しながら、実際に加工している様子を見て
いただきました。

普段見ることができない、鉄骨を間近で見ていただき、少しでも
建築鉄骨に興味を持っていただけたら嬉しいです。

造形大学の皆さま、お疲れ様でした。

 

先月より、従業員全員と面談を始めました。まだまだ緒に就いたばかりで
すがやわやわゆっくり進めていこうと思っています。その中で若手の成長
を感じています。技術的な成長というより、仕事に対する姿勢というか、
今まで先輩の手伝いをしていたのが、それが自分の仕事になってきた。自
分事、仕事に対するオーナーシップというかそういうものを身につけてき
たのを感じました。

オーナー社長が会社に対してすべてに自分事なのは、単純に本当にオーナ
ーだからでわかりやすいのですが、どのようにしたら従業員の皆さんに自
分事で仕事をしてもらえるか?その仕事のオーナーになってもらえるかは
非常に大きな課題です。

手伝いをさせるのではなく部下に任せる。初めて自転車を運転する子供に
教えるように荷台に手を添えながらサポートする。そして出来るようにな
ってきたら手を離す。それを丁寧にやっていくことが大事なのだと思いま
す。

最近私が感じている仮説なのですが、それはオーナーシップというのは誰
か一人しか持つことができないのではないか?ということです。つまりあ
る仕事に対するオーナーシップを私が持っているうちは、部下はその仕事
のオーナーにはなれない。オーナーシップを手放すという作業をしなけれ
ば、オーナーシップは引き継ぐことができないということです。

私も50才を超え、本気で事業承継について考えなければいけない年代に
なってきました。事業承継というのは、部下に任せるという程度の話では
なく本当に自分がいなくなるわけで、真にオーナーシップを引き継ぐ必要
があります。

そのためにはどんなにその仕事が気になっても、気になってないようにふ
るまう。最終的にはその仕事に対して無関心になるくらいでなければ本当
のオーナーシップは引き継ぐことは出来ないのではないかと感じています。
それは非常に勇気のいる作業です。

そうなると私がやることは全くなくなってしまうので、そろそろペットで
も飼わなきゃかな?

 

弊社では、気温が上がり始める6月頃から空調服を着用し、作業者の
身体への負担を減らすようにしています。

しかし、今まで使用していた空調服は、薄手の綿製のもので、ガス使
用時や溶接時に発生する火によるダメージが大きく、火傷などの外傷
を負うこともありました。

また、薄手で膨らみも大きかったため、鋼材の角部などにひっかけや
すく、穴も空きやすいため、応急処置としてテープで塞ぐも、見栄え
的にも良くなく、1シーズン毎に買い替えをすることもあるような状
況でした。

そこで、今期からは、厚手の防炎空冷服に切り替えました。

料金的には、1,300~1,500円程度上がりますが、作業時に発生する熱
等によるダメージを抑えられ、ひっかけによるダメージは、完全には
防げませんが、それでも、耐久性は高いため、長期使用が可能になる
かと思われます。

夏も始まったばかりで、まだまだ、気温も上がるかと思いますが、
熱中症対策をしながら安全作業に努めていこうと思います。

↑着用時(背面)

↑脇部分が開いていて、ここから空気を逃がすことで体を効率的に
冷やす仕組みになっている。

 

6月1日に山形県米沢市へ社員旅行に行ってきました。

コロナ禍で中止となっていたため、約5年ぶりの開催となりました。

予報は雨でしたが、当日は天気にも恵まれ、少し歩くと汗ばむ陽気でした。

バスの中ではお酒を飲みながらカラオケで盛り上がり、
昼食には米沢牛を堪能し、上杉神社を散策しました!

仕事の時とはまた違った雰囲気の中で、社員同士の交流も深まり、
とても楽しい社員旅行になりました♪

 

名刺やパンフレットに当社のホームページと公式LINEのQRコードが掲載
されるようになりました。

これまでは、お客さまに名刺やパンフレットをお渡ししても、インター
ネットで検索をしていただかないと当社のホームページは確認できません
でした。

ホームページには弊社の事業紹介や施工の実績はもちろん、ブログなどもあり、
毎月更新されています。

QRコードを掲載することで容易にホームページにアクセスすることができ
ますし、見ていただける回数も増えることが期待できます。

また、会社の公式LINEも開設しましたので、お客さまや求職者へのアピールに
つなげていけたらと考えています。

こういった改善は時代に沿って変えられるものであり、変えていくことが
重要だと感じさせられる改善起案となりました。

新パンフレット 裏表紙

新名刺 裏面

 

右腰が痛いので、筋トレの先生に相談したら、『ちょっと右足が短くな
っていますね。この筋肉が縮まっているので、こういうストレッチをし
たらよいですよ。』とアドバイスをもらいました。実施してみたらなん
と魔法のように痛みが取れてしまいびっくりしました。専門の知識って
素晴らしいですね。しかし、そのストレッチはちょうど『シェー』のよ
うなポーズで、散歩中にやっていると近所の人にどう思われているか心
配です。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%83%BC

それにしても近年の日本のスポーツ選手の活躍はスゴイですね。野球の
大谷選手しかり、ボクシングの井上尚也選手しかり。どうしてそんなに
進化しているのか1ファンでしかない私には知る由もありませんが、
YOUTUBE等で見ていると、食事や筋トレなどいかにストイックに、そ
して繊細に管理しているかその秘密の一端が垣間見れる気がします。

例えば走るにしても、昔はどちらかというと根性論で『速く走ろう!』
という意識で努力していた。しかし今のスポーツ選手は早く走るために
『この筋肉をこの角度でこう使って』と繊細に意識しているのではない
か?先生とそんな会話をしていてふと気づきました。

それって会社経営と同じで、『売り上げをあげよう!』と意識して、声
を上げるだけではなくて、繊細に営業、設計、製造、運搬、現場のそれ
ぞれの部門がベクトルを合わせていく。そういうことだと。

筋トレも経営もきついですよね。
「強さは、勝つことから生まれるんじゃない。強さを鍛えてくれるのは
苦労なんだ。困難にめげず、諦めないと決心する。それが強さなんだよ」
                アーノルド・シュワルツェネッガー

 

当社の働き方改革のスローガン『リミット32』(繁忙期の一か月の
最大残業時間を32時間以内に収める)の具体的な取り組みをスタート
させました。

まずは各部と各課を業務内容の分類で全10グループに分けて、各グルー
プごとの残業の内容を精査しながら対策を講じて時間外を減らして行く
取り組みになります。

残業になっている理由は各グループごとに異なるので、それを解消する
ためのアプローチも異なります。

社内的な体制整備ですぐに解消できる問題もあれば、外部環境から変え
ないと解消できない問題もあるので、各グループの残業になっている
理由を細かく洗い出して、その原因を解消するために様々な角度から
アプローチして解決策を今後講じていく予定です。

全社員の物心両面の幸福を追求するため、出てきた問題に対して真剣に
向き合いながら一つ一つ解消してまいりたいと思います。

 

先日の田村製作所ニュースで2024年度入社式の様子をお伝えしましたが、
柏崎事業所には1名の新入社員が入社しました。

そして、あっという間に入社1か月が経過しました。

普段は担当の先輩がマンツーマンで指導していますが、今日は先輩が
別の作業にいっているので一人で作業している姿をキャッチしました。

一人でできる作業も増え、本人に話しを聞いたところ『たのしいです!』
とうれしいコメントが聞けました。

先輩の応援と本人の頑張りで日々成長してくれています。

 

本社工場内で使用している製品台と台木について改善をしました。

製品台は歪んでいて不安定になっているものや、ぶつけて変形した
台などがあり、製品を置いた際に不安定で危険であること。

同じく台木に関しても、歪みや裂け目が入ったものは製品を重ねて
置く際や鋼管のような丸いものを置くときに危険であること。

以上のことから、老朽化しているものは新たに買い替えました。

製品を置いた際の安全面の確保と、見栄えも改善されました。

社内安全パトロールのチェック項目にも追加し、日々消耗していく
ものに対してより気に掛けていくきっかけとなりました。

改善前

 

改善後

 

業界も2024年を迎え労働環境の見直しが顕著になってきていますね。そ
れ以前の問題なのか、その影響なのかはわかりませんが、世の中の労働に
関する考え方が大きく変わってきていると感じます。私が就職したころ帰
省のために週末の深夜の夜行バスに乗ると、都心のオフィスビルはまだま
だ煌々と明かりがついていましたが、今とは隔世の感があります。

そういえばと思い出したことがあります。コロナの前だったと思いますが、
インドネシアに実習生の面接に行った時です。インドネシアで鉄骨制作会
社を経営している日本人の方とお会いする機会がありました。何かの会話
の拍子にその経営者の方が日本人とは欧米人の働き方について話をされま
した。

『ダムのような長期にわたる大きな建設現場があるとき、欧米の建設会社
はまず、現場の近くに宿泊施設やバーやテニスコートを作る。そして休日
には家族を呼んでよんでゆっくり過ごすのだ。それに比べ日本人は働くこ
とを優先で、楽しむとか余暇のことを考えることに罪のような意識がある。
そこに大きな違いがある。』と。

日本人は頑張ってきたのだと思います。私が子供のころは元旦はお店はや
っていなかったし、24時間営業のお店なんかはなかった。効率化の名のも
とに自らを犠牲にして頑張ってきたのが戦後の日本の姿であり、それはそ
れで素晴らしい事だと思います。

しかしながら共働きがあたりまえになり、社会に余裕がなくなってきて、
それでは社会が継続していかなくなってきた。人を大事にしながらも効率
を上げていかなければならない世の中になってきたのだと思います。

我が社でも働き方改革として『リミット32』を打ち出しました。繁忙期
の一か月の最大残業時間を32時間以内に収めようという取り組みです。今
まで年に一度くらい、工程管理がうまくいかず過剰な残業状態に入ること
がありました。実現するには課題は多くありますが、一つ一つ改善策を立て
実行することで実現に向かいたいと思います。