私は毎朝散歩をするのを日課にしています。(暗い中歩いていて、警察に職
務質問されたことが何度かあります。その度に善良な地域住民であると説
明するのに腐心しています。)不思議なもので昼間に歩いていて他人とすれ
違っても絶対挨拶をすることはありませんが、なぜか朝の時間は挨拶をし
てしまいます。朝の空気がそうさせるのでしょうか?

しかしコロナからの3年間、散歩する人も少なくなり、また散歩していて
もマスクをしていて、めっきり挨拶をしたりされたりすることがなくなって
しまいました。コロナの影響は大きいですね。「コロナで世の中すさんじゃ
ったな・・。」と思います。いや、思っていました。

ある日、いつものように散歩していると思いがけずすれ違いざまに「おはよ
うございます!」とあいさつされました。とても気分よく、その後すれ違う
人にこちらから「おはようございます!」とあいさつするようにしてみまし
た。そうするとすれ違う人すれ違う人挨拶を返してくれたのです。そう、す
さんじゃったのは「世の中」ではなく、「私の心」でした。

生きているとどうしても周りのせいにしたくなります。景気が悪いとか、政
治が悪いとか、~が悪い・・と。しかし周りのせいにしていてもなにも変わ
りません。仕事でも会社でも同じことで、~が悪いと言っているうちは絶対
に良くはなりません。自分自身が立場をとった時に初めて変わります。それ
も一瞬のうちに。

「人は鏡」ですね。メンチきられるのはメンチきるからです。でも自分自身
がどうしているかは自分自身からはよく見えないんですよね~。

 

以前より、コロナの影響もあってWeb会議の頻度が増しました。

弊社にあるモニターは大きい画面ではなく、資料を画面共有する
場合や複数人で会議をするとモニター付近に集まる事になり、
ソーシャルディスタンスが保てませんでした

またWeb会議の度に設営などに時間、労力が掛かっていました。

今後もWeb会議の需要はあると思いますので、大きいモニターに
一新することにしました。

キャスターも付いているので移動も設営も簡単になりました。

それにともないLANコンセント増設工事も行いました。

LANコンセントのある場所からLANケーブルを何mも伸ばさなくても
よくなり、二部屋で別の会議をする事もできるようになりました。

 

5月2日に社内勉強会が行われました。

今回は、『安全作業』を議題にグループワークを行いました。
災害の原因の多くは、人の不安全行動(=ヒューマンエラー)
によるものだと言われています。

日々の作業の中で、様々な要因から起こうる不安全行動について考え,
そして、作業者自身が対策を立て、実行することを目的とする自主的な
安全活動(=KY活動)について理解を深めました。

これからも災害ゼロを目指して安全作業を心がけてまいります。

 

これまで柏崎事業所では、刃落とし作業を一加工班が行っていました。

二次加工班の作業員数が増えたこともあり、二次加工班で刃落とし作業を
しようという改善です。(こちらは二次加工班の方からの改善起案です)

バリ取り等を二次加工で行うのは、二次加工の人にしてみれば人の仕事を
自分で背負う自らを犠牲にする案で、仕事に向かう姿勢として素晴らしい
ということで金賞となりました。

 

長さの長いH鋼の開先作業後、バリ取り作業をするにはH鋼をつり上げて
回転させ左右を入替するのに時間がかかっていました。

今回の改善により機械の奥側にH鋼を送りこめるようになり、クレーンを
使う作業時間が大幅に短縮されると期待されます。

奥側に窓が開きH鋼を送り込めるようになりました。

機械の奥側からみると危険防止のため衝立をし安全への配慮もすばらしいです。

 

昨年の大雪を乗り越え、すっかりあたたかくなり、春風の心地いい季節に
なりました。

柏崎事業所では社内で工場の安全通路のペンキ塗りや第3工場と第2工場の
扉の改修を行いました。

以前は上側のみ固定されていて、風が来るたびに扉が不安定な状態に揺れ
ていました。

現在は上下ともに固定され、女性でも軽々に扉の開閉ができるようになり
ました。

色々な視点でみると使いづらさや、改善できる箇所がどんどんでてくると
思うので新たな気持ちで仕事ができるように工夫していきたいと思います。

 

 

去年から始めた筋トレで、腰痛も50肩も治り、メタボの基準クリアもあと
一歩。パーフェクトボディのつもりの私ですが、動き出すときに「イタタ」
と口に出してしまうのはなぜなのでしょう?残念ですが、やはり年齢には
抗えないようです。

同業の先輩社長が、「40才を過ぎると終わりを考える。」と言われていまし
た。65才まで頑張ると仮定すると現在51才の私が、それまでに桜を見れ
るのはたったの14回。あまりにも少ない回数に唖然とします。だから「残
りの見えた仕事人人生、100%頑張りmax!」とアクセルを吹かしたい
ところです。

しかし、若い従業員の将来への責任を考えると、「俺が頑張る!」では続き
ません。私が今やっている仕事を誰かに引き継いでいってもらわなければい
けません(残念ですが・・。)。つまり、将来を明るくするために頑張ること
は、すなわち頑張らないこと・・、というなんだか矛盾したことに。

私の仕事はまずは今年しっかり業績を上げること。給与と賞与をしっかり支
給すること。そして、同時に私がいなくても回る会社を作ること。この二つ
だと思っています。

しかし、そうやっていくと最終的には私の仕事はすっかりなくなって、趣味
も無い私は孤独な老人になってしまうことに・・。まー、そのころになれば、
AIロボットが相手をしてくれるようになるでしょう。

 

弊社では各物件の製品加工終了前後、または、建方終了前後で、
不具合検討会議を設けており、そこでは作業時に出た問題点や
その対処方法等を報告する場としています。

そこで上がった問題点については、弊社に設置している品質管
理委員会にて、対策を立てています。

この不具合検討会議で上げる報告内容ですが、今までは、製品
加工終了前後、または、建方終了前後に内容をまとめる形式で
行っていたために、報告漏れ等が起きやすい状態にありました。

そこで、不具合を記録する用紙を工場に用意し、その都度記録
できるような形に変更しました。

これにより、作業上の問題点等を社内で共有しやすい状態になる
かと思います。

流れの一部を変更しただけですが、今後の作業においてプラスに
働く部分もあると思います。

 

2月27日に本社にてAWの勉強会が行われました。
AW試験は建築鉄骨溶接の技量検定で、判定が厳しくとても難しい試験です。

試験合格にむけて今から対策を練っています!

 

今期より、安全に関する方針を経営方針書に盛り込み、『安全は、仲間意識
と思いやり。』をスローガンにスタートしたところですが、安全について考
えさせられることが続いている日々です。従業員の日々の安全を確保するに
は会社は大きな役割を負っています。しかし、昔から「ケガと弁当は自分持
ち」と言われるように、安全は作業者一人一人の意識に依存するのも確かで
す。それでは一人一人の安全意識が高まるようにするにはどうしたらよいの
でしょうか? 

そういえば、昔(になってしまいましたが)私が子供のころは、ジュースを
飲んだ空き缶のポイ捨ては当たり前でした。運転のしはじめのころはシート
ベルトをしないのは当たり前。しかし、今はすっかりこんなことはご法度で、
今どきこんなことをしていたら白い目で見られてしまいますし、周りがそん
なことは許さないでしょう。

これが意識の高まりだと思います。一人一人というよりは、その「場」の持
つ意識。空気というかそういうもののような気がします。

シートベルトが義務化された当初、なんとなくシートベルトをするのが億劫
で何度警察に呼び止められたか。そのうちに警察の目だけでは無く、一緒に
乗る同乗者の目も気になるようになり、そんなことをしているうちに今では
自分自身がシートベルトをしないとなんだか不安で、すっかり習慣化してし
まいました。

同じようなことが工場・現場でもあるのだと思います。ルールでは決まって
いるけど億劫でしていないこと。保護具の着用、クランプ・クレーンの安全
仕様、安全通路の確保、そして整理整頓。

そう考えると、元請けの皆さんの安全施策は理にかなったものであると納得
できます。安全パトロール、安全大会、安全講習。そういうものを一度で終
わらせず継続的に行っていくことが、「安全作業」を「場」の持つ意識にして
いくことにつながるのだと思います。

わが社では今期より、従来より行っていた、月に一回の工場安全パトロール、
定期的な工場安全講習に加え、月に一回の安全朝礼、2か月に一回の現場安
全パトロール、そしてパトロール後の改善施策実行の徹底を行っています。

・・と書いたものの、大事なのは実行と継続ですよね。継続できていなかっ
たら𠮟ってやってください。(ペコリ。)