弊社は10月20日が決算で、21日より新しい期が始まります。毎期、そ
の年の課題を一言で表し経営方針としています。来期の経営方針は、
    
       『 先手の段取り、納得して仕事! 』

としました。

今年一年を振り返ってみると、色々な問題・トラブルの原因は何か事が起
こった時や状況に変化があった時にすぐに対応し、段取りをしていないこ
とにありました。新しい仕事を受注したり、何か事が起こったら、すぐに
先にどのような結果を作るかを見えてくるまで考えて、段取りをやり切る
ことが大切だと実感しています。

そして段取りを決めたら、その意味・意図をしっかり関係者に共有し、納
得して仕事をすること。そんな意図をこの経営方針に込めました。

本当はSDGsとかDXとか恰好を付けて書きたいところですが、それを書
けばなんだかウソになってしまいそうで。

しかし、仕事の段取りをしっかりとし、皆で納得してトラブルなく仕事を
進めることは、お客様にご迷惑をおかけせずに仕事を全うすることであり
、従業員の働きやすい労働環境を作り出すことでもあります。そして弊社
が引き続き存在することで、本当に微力ながらも社会の力になっていく。
そこからでよいのではないかと思っています。

というわけで皆様にご迷惑をおかけしながらも頑張っていきたく思います。
引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

昨年に引き続きコロナ禍で歓迎会・懇親会ができない状況ですので、
仕事を円滑に進めるためにも、各事業所から新人社員さん同士の
コミュニケーションの場を設けました。

自己PRを始め、自身の業務内容の紹介や入社してからの意見も
お聞きし、普段仕事で関わることがない人の性格や考え方がわかり、
とてもいい機会になりました。

また、今回の意見交換会で会社の社員としての自覚を持っていただきたく
“サッカーチーム”をイメージしてお話ししました。

いいプレーが出来るように声を掛け合います。

ゴールしたら一緒に喜びあう、もし誰かがミスしたとしても、
カバーし励ましあう、いろいろな役割があってチームが成立します。

新人社員の皆さんには自分はどう動いたらいいかチームのメンバーに
どう声を掛けたら自分のチームがよくなるか考えて行動してもらいたいです。

田村製作所では10月に第56期の期末を迎えます。
今期を通して、本社では28件、柏崎事業所では29件の起案がありました。

内容を振り返ってみると、工場内の設備や機器などについての起案が
多くみられたように思います。

例えば、
製品移動時に製品を傷付けないよう、新しいスリングを導入しました。
フォークリフトのパレットに落下防止用の枠を作りました。
梁などの製品を積み上げる際に使用する台木用のラックを作りました。

どの改善も廃材を利用するなどして工夫を凝らしています。
工場での作業性をUPさせることはもちろんのこと、
お客様へお届けする製品をきれいに仕上げることにつながる改善と
なっています。

10月21日からスタートする来期も、たくさんの改善起案により、
よい製品をお客様へお届けできるような社内のアイディアや工夫が
出てくるといいなとおもいます。

実は今期の田村製作所では会社ホームページをリニューアルしようと奮闘していました。

恥ずかしい話、ホームページとして機能していないページもあったり、
古い作業着のままの従業員が映っていたり、なんてことが発覚しリニューアルすることに。

ホームページを新しくすることで田村製作所をもっとよく知ってもらいたいと思っています。

これまでは施工実績を写真と共に紹介したり会社情報の更新をしてきました。
そして今月はホームページとパンフレットの写真をプロのカメラマンさんに依頼!

1日かけて本社、柏崎事業所の2ヵ所で写真を撮って頂きました。

今回の写真は素人の写真になりますが、
来期(10月決算なので11月)になるとNEWホームページ、NEWパンフレットに変わります。

その時はぜひ覗いてみてください。

弊社では現場担当者や営業担当者が、建て方の状況や現場の進捗の写真を
社内のSNSで共有してくれています。工場で見る鉄骨は柱は横に倒れているし、
各々が部品のままですが、やはり現場で建っている姿を見ると、
「あ~、建っている!」となんだか感想にもならない感動をいまだに感じます。

もう10年以上前になるでしょうか。まだスマホが普及せず、ガラケーの時代。
冬の真っ盛りの2月に、神奈川の由比ヶ浜で建て方という事で現場訪問に行きました。
2月ですので新潟は大雪で、家からは長靴を履き車に乗り込み、
駅で普通の靴に履き替えて新幹線に乗りました。

トンネルを抜けるとそこは快晴の関東。電車を乗り継ぎ由比ヶ浜へ。
現場につくとおしゃれなつくりのRCの建物にうちで作った鉄骨が快晴の空の
もとで映えています。

現場訪問も終わり、ちょっと足をのばして海へ行ってみると何とそこには
サーフィンを楽しむ人たちが!数時間前まで雪に埋もれていた私は、その
あまりのギャップに驚き、そして感動してしまいました。

「あー、これを会社にいる仲間たちにも見てほしい。この感動を共有したい!」
と思いました。「我々が雪の中で作った鉄骨がこんなところで、こんな風に
立っているんだぞ!」と。しかし当時の携帯の写メール(若い人にはわからないか・・。)
ではそれも叶わず。

先日現場回りをしているときにふとそんな経験を思い出しました。
こんな感動ってプライベートでは味わえない、仕事をしているからこその感動ですよね。
仕事って大変だけど素晴らしい!と思います。

長岡の本社には敷地を囲むようにU字溝が設置してあります、
正面側は道路に接していてトラックや車が出入りし、裏側には山があります。

そんな環境なのでU字溝には雨や風によって泥や砂、落ち葉など様々なものが流れてきます。
それらはやがて一ヶ所に溜まりますが、ゴミが詰まってうまく排水されないことがあり、
詰まってからゴミを取り除くという感じでした。

毎朝、掃除もしていますがU字溝に溜まったゴミをかき集め取り除くのは大変です。
それを解消するために余った材料で「ごみ取りキャッチ」を作り、二ヶ所ほど設置しました。
写真の様にゴミが手前で溜まり、奥の排水される方にはゴミが流れていません。
これなら自然とゴミが溜まって掃除も楽になります。

もう一つは正面側U字溝です。毎日トラックや車が出入りしていきます。
特にトラックはバックで切り返しながら入ってくるので、グレーチングがいつの間にか動き、
できた隙間にタイヤや歩行者などが落ちてしまう危険性がありました。

この隙間を寄せてみると大きな隙間になりました。
この隙間に合うように余った材料で作り設置してみました。
これで動くことが無くなって安全に出入りできると思います。

今期の各部の目標の達成状況と来期までの実行具体策について
報告会をしました。

それぞれ各部で思うように実践できなかったこともありましたが
「みんながよくなる」ために、これからどのようにしていけばよいか
話しあうことができました。

またこのコロナ渦の中で仕事ができることは何よりもありがたいことです。
来期まで目標達成に向けて挑戦していきたいと思います。

今回は普段の作業の中のちょっとした改善を紹介します。

梁のフランジに対して勾配付きのガセットの組立(ケガキ)をする場合、
フランジ芯とフランジ端の差を出してからケガキをしている為、
フランジ内面のケガキに時間が掛かっていました。

今回、デジタルプロトラクターを購入し、角度を出し、自由スコヤを
その角度に合わせることで、フランジ内側にも容易にケガキ線を
入れることが出来る様にしました。

ケガキ時間短縮、精度の向上、検査作業が容易に出来て大幅な効率UPに
繋がりました。

先月はコロナ禍を背景として鉄鋼製品高騰と入手難の背景について書きま
したが、メーカーの方にさらに聞いてみるとどうも他にもう一つ大きな要
因があるようです。キーワードは『脱炭素』です。

>下記はWEBの情報より抜粋しています。<
・政府は4月22日、30年度に向けた温室効果ガス排出削減の従来目標を
 引き上げ13年度比で46%減にすることを決定。
・鉄鋼業の二酸化炭素(CO2)排出量は日本全体の14%を占め、製造業
 の中で最も多い。
・日本製鉄とJFEスチールはすでに国内の老朽化設備の合理化を進めて
 おり、今後数年間で両社で5基の高炉を休止する。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-05-16/QRYB09T1UM0Y01

・鉄は酸化鉄と炭素から作られ、二酸化炭素を放出する。
 ((還元))酸化鉄 + 炭素 → 鉄 + 二酸化炭素
       2FeO + C → 2Fe + CO2 となります。
https://www.homemate-research-junior-high-school.com/useful/20100_junio_study/2_science/oxidation/

・水素製鉄法 
 理論上は二酸化炭素(CO2)が発生しない。技術が実用化されれば、CO2
 排出量の大幅削減の切り札になる可能性がある。
https://www.nikkei.com/article/DGXKZO67223640R11C20A2EA2000/
・脱炭素の研究開発だけで日本製鉄は5000億円以上、JFEスチールは
 30年度までに約1000億円かかると試算。
https://newswitch.jp/p/27642

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➀政府の温室効果ガス排出削減目標
     ⇓
➁鉄鋼メーカーの高炉休止。供給量減
 温室効果ガス削減のための技術開発費の必要性
     ⇓
➂供給量不足。価格の高騰
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このようなことがもう一つの大きな流れとしてあるようです。その意味では
今回の供給量不足と価格の高騰は、景気循環のような一過性のものではない
と考えられ、長期化することを前提に動いていく必要がありそうです。

今回は工場加工のちょっとした見直しの改善紹介です。

コア溶接ロボットを使用する際のコラム連結治具を、
加工の役割分担の都合上、柏崎工場で使用していましたが、
本社工場でも同様の加工が行えるように追加で導入しました。

以前本社工場で使用していたときの連結治具は何となく頼りない感じでしたが、
今回導入した「ロボセット800」は非常に安心感があります。

装着時にできるキズもほとんどなく、連結解除も冶具を緩めるだけなので、
コア連結溶接の合計時間としては大幅な時間短縮となります。