弊社では、H型鋼や切り板等の孔明けで、多軸加工機やオートボーラーなどの
機械を使用することはよくありますが、BTやカットTのようなバランスが取り
づらいものは、手作業での加工を行っていました。
今回、組立後のBTに孔明け作業をすることになり、加工台数も多かったため、
治具を作成し、多軸加工機での孔明け加工ができるようにしました。
これにより、手作業での加工で生じるけがき作業や、段取りの時間が大幅に
削減することが可能となりました。
通常では、加工が難しいものもちょっとした工夫で、楽になったり、コスト
削減につながったりすると思いますので、今後も工夫しながら、安全に作業
していこうと思います。
↑ H型鋼と切り板で治具を作成。BTがズレることなく多軸での孔明けが可能となった。