防炎空冷服への切り替え【改善起案】

弊社では、気温が上がり始める6月頃から空調服を着用し、作業者の
身体への負担を減らすようにしています。

しかし、今まで使用していた空調服は、薄手の綿製のもので、ガス使
用時や溶接時に発生する火によるダメージが大きく、火傷などの外傷
を負うこともありました。

また、薄手で膨らみも大きかったため、鋼材の角部などにひっかけや
すく、穴も空きやすいため、応急処置としてテープで塞ぐも、見栄え
的にも良くなく、1シーズン毎に買い替えをすることもあるような状
況でした。

そこで、今期からは、厚手の防炎空冷服に切り替えました。

料金的には、1,300~1,500円程度上がりますが、作業時に発生する熱
等によるダメージを抑えられ、ひっかけによるダメージは、完全には
防げませんが、それでも、耐久性は高いため、長期使用が可能になる
かと思われます。

夏も始まったばかりで、まだまだ、気温も上がるかと思いますが、
熱中症対策をしながら安全作業に努めていこうと思います。

↑着用時(背面)

↑脇部分が開いていて、ここから空気を逃がすことで体を効率的に
冷やす仕組みになっている。