現場の写真

弊社では現場担当者や営業担当者が、建て方の状況や現場の進捗の写真を
社内のSNSで共有してくれています。工場で見る鉄骨は柱は横に倒れているし、
各々が部品のままですが、やはり現場で建っている姿を見ると、
「あ~、建っている!」となんだか感想にもならない感動をいまだに感じます。

もう10年以上前になるでしょうか。まだスマホが普及せず、ガラケーの時代。
冬の真っ盛りの2月に、神奈川の由比ヶ浜で建て方という事で現場訪問に行きました。
2月ですので新潟は大雪で、家からは長靴を履き車に乗り込み、
駅で普通の靴に履き替えて新幹線に乗りました。

トンネルを抜けるとそこは快晴の関東。電車を乗り継ぎ由比ヶ浜へ。
現場につくとおしゃれなつくりのRCの建物にうちで作った鉄骨が快晴の空の
もとで映えています。

現場訪問も終わり、ちょっと足をのばして海へ行ってみると何とそこには
サーフィンを楽しむ人たちが!数時間前まで雪に埋もれていた私は、その
あまりのギャップに驚き、そして感動してしまいました。

「あー、これを会社にいる仲間たちにも見てほしい。この感動を共有したい!」
と思いました。「我々が雪の中で作った鉄骨がこんなところで、こんな風に
立っているんだぞ!」と。しかし当時の携帯の写メール(若い人にはわからないか・・。)
ではそれも叶わず。

先日現場回りをしているときにふとそんな経験を思い出しました。
こんな感動ってプライベートでは味わえない、仕事をしているからこその感動ですよね。
仕事って大変だけど素晴らしい!と思います。