「仕事が減ってきて、困ったな。」とつい口をついて出てきそうになります。
コロナなのか、消費税なのか、はたまた景気循環の影響か、私たち業界の仕事も
ご多分に漏れません。しかし、困っている場合ではありません。

「そもそも不況がくるなんて話は何十年前からわかっている話で、不況で困るのは、
冬が来て困っているキリギリスと同じ。困ることなんて一つもありません。」”

とかっこよく言いたいところですが、事が起きて心が揺れるのも人間の性。
それをどう受け止められるかはその人の姿勢いかんなのであろうと思います。
そういえば、昔、弊社の会長に「「困った。」というと本当に困るから、
「困った、困った。」っていうな！」と叱られた覚えがあります。
発する言葉が現実を作っていくという事だと思います。

先日、取引先と話をしていたとき、やはり仕事が少ないという話になりました。
「困った。」とは言わないぞ、と考えていたら、ふと、「仕事が少ないと、燃え
ますよね。頑張るぞー！」という言葉が自然と出てきました。正光（まさみつ）
のMは「燃える」のM。などと屁理屈を付けて、こんな時こそ燃えて仕事をして
いきたいと思います。

あっ、”正光”は私の名前です。