本社工場では新電力を使用していましたが、電気料金の高騰で新電力
の料金が東北電力より上がって困っていたところに、太陽光発電設置
について紹介があり、市の助成金も利用して導入しました。

設置工事は昨年の冬に入る前に完了したので、冬期間の積雪や曇天で
まだ目覚ましい効果は実感できていませんが、これから晴れ間が多く
なって工場の電気使用量も上がってきたときに効果が出てくると期待
しています。

初期投資はかかりましたが、二酸化炭素の排出量を抑え、環境にも
優しいことも導入の決め手になりました。

これからも環境に配慮した取り組みを続けていけたらと思います。

 

新年度がスタートしました。

弊社ではこの春、5名(新卒1名、中途入社4名)入社いたしました。

新入社員の緊張している姿が、入社当時の自分と重なり、
身の引き締まる思いになりました。

5名の新しい仲間と共に、
より良い製品づくりを目指していきたいと思います。

新入社員の皆様、入社おめでとうございます!

 

 

柏崎の第二工場内にある開先機ですが、接続するエアーの排出元から
水が出てきており、そのまま使用すると故障になりかねません。

そこで排出先を変更しました。

変更先の排出元は通路の反対側にあるため通路の邪魔にならないよう
天井を経由するような形で配線しました。

コスト面ではホースの購入のみで抑えることができ、故障してから
修理するよりも遥かに安く抑えられています。

見た目の面では、たるみで気になるといったこともなく綺麗に収まって
います。

変更後、機械の動作も良好です。

機械を長く使うための定期的なメンテナンスにもつなげていければよい
と思います。

改善前

改善後

 

って思いませんか?我らが業界の雄である、日本製鉄がUSスチールを買
収する話は、まだ本当に実現するかはこれからのようではありますが、我
々にとってはとても痛快な話です。

決して経済は良いとは言い切れないですし、ニュースを見れば悪い記事も
多くあります。しかし、そのような中でなぜ面白いと感じるかを考えてみ
ると、最近の日本の経営者の話すこと、考えていることが前向きで夢があ
るということにあると思います。

そしてその経営課題の一つ一つ、人手不足や賃金上昇、DX等が自社の経
営に直結しているのも理由の一つかもしれません。

京セラ創業者の稲盛和夫さんは『新聞を読んでワクワクしないようでは、
本当の経営者とは言えない。』と言われていました。どんな読み物よりも
新聞が面白いと感じれたなら、人生は楽しくなりそうですね。

今時は新聞をとらない人も多くなっているようですね。『デジタルでいい
じゃん。』と言われてしまえば返す言葉がありません。そういえば電車等
で新聞を読んでいる人はすっかり見かけなくなりましたね。私が就職した
ころは、日経新聞を片手に満員電車に乗っている人をかっこよく感じたも
のでしたが。

我が家では上に書いた理由に加え、ある時は敷物に、ある時は包み紙に、
そして緊急時の防寒にと当面お世話になる予定でおります。

 

ついこの前まで耳にしていた「コロナ感染」という言葉も随分聞かなくなって
きましたが、以前は感染対策として採用活動にも大きな影響がありました。

最近は感染対策の制限もだいぶ緩くなってきたかと思います。

そんな中、先月学生向けの企業ガイダンス参加の機会をいただきましたので、
説明会の時に使用する掲示物と溶接加工の見本となる鉄骨を求職者の視点で
見直してみました。

まず掲示物は、説明会の度に繰り返し使用していましたので、新しく作成する
ことに。
今までは大きなポスターを丸めて持ち運んでいましたが、ラミネート加工を
することにより持ち運びやすく、破れや汚れを心配することがなくなりました。
そしてなにより、ラミネートフィルムをマットタイプ(光沢なし)にすること
により、照明が明るい場所でも光の反射が少なくなり、学生から見やすいもの
になりました。

鉄骨の展示物は、今までのものは大きさもあり持ち運びに少し苦労していたので、
サイズをコンパクトにしました。そして、実際に鉄骨加工を見てもらえるように
溶接を施しました。

今後も現状に満足することなく、見学者の目に留まるような内容を考えていき
たいと思います。

 

 

 

 

 

弊社ではフィリピンのマニラにある SFAB Inc.より鉄骨製作における
勉強のため、交代で職員を招いています。

2月からはアルビンさんが柏崎事業所のメンバーと一緒に仕事をしています。

今回は約10ヶ月間という長期の研修となりますが、アルビンさん一緒に
頑張りましょう!

 

 

 

 

 

オタクな話で恐縮ですが、3月3日にニューヨークで日本の阿部麗也選手
がボクシングのIBF世界フェザー級チャンピオンに挑戦し惜しくも力及ば
ず敗退しました。ボクシングオタクとしては、最近ネット中継が増え月に
一度くらい中継があるので楽しみが増えうれしい限りです。同時にYouTu
be等の発達で、試合前にその選手のプロフェールや生い立ち、そのスト
ーリーを垣間見えることがその選手への思い入れのが深まりにつながりさ
らに楽しみが増えています。

阿部麗也選手はサラリーマンボクサーで普段は、朝ロードワーク、昼間は
5時まで仕事をして、それから練習という生活をしています。(仕事はどう
もトラックのボディーを製造しているようで、溶接している姿がさらに親
しみを感じさせます。)若いころからボクサーとして将来を嘱望されるもの
の、日本タイトルに挑戦するあたりで躓き、同時にスポンサーを担ってく
れる人も現れ、ボクサー一本で生きていくのか?それとも仕事と両立させ
るのか?に悩みます。

そんな時、父親から、「ここまでボクサー生活を理解して、後押ししてく
れた会社や同僚たちに、ここで会社をやめてしまっては不義理をしてしま
うのではないか。そもそもサラリーマンボクサーだから注目してもらえる
のではないか。」とアドバイスをもらい、改めて、サラリーマンであるこ
とと、ボクサーであることを両立させることを決意します。そして日本タ
イトルで踊り場を向かえていたところから、世界挑戦まで一気に駆け上が
ることになります。

決意してからの阿部麗也選手を、ジムの会長は「ギヤが上がった。」と表現
していました。朝走って、仕事をして、夜練習の日々が変わったわけでは
ありません。練習量が変わったわけではないのに「ギヤが上がった。」と。
それは意識の変化でしかありません。仕事をしながら世界を目指すことを
覚悟した、もしくは腹に落としたということ。

現在の中小企業経営者は昨今のインフレ傾向もあり、会社を成長・発展させ
る必要があります。同時に経営者個人としては事業承継を成功させる、すな
わち経営から引いていくということを同時に行わなければいけません。すな
わち上昇しながら着陸させるということを同時に進めていく必要がありそれ
は非常に狭き門であります。

昨年から偶然ではなくこのことを考えさせられる出来事が立て続けに起こり、
改めて『会社を成長・発展させつつ、自立したまま事業承継を実現する。』こ
とを自分自身のミッションとしました。そのことを腹に落とし、覚悟を決め
る。

『ギヤが上がる。』自分に期待しています。

 

柏崎事業所、第二工場では主に切り板の開先加工、穴あけ加工を行っており、
その際に多くの切粉が出ます。

これまではある程度溜まったら、一輪車などで駐車場を通って屋外の置き場に
まとめていました。

しかし、運搬中に落ちた切粉に通行する車のタイヤ等に刺さる可能性があります。

また、強風時に近隣の会社の敷地や道路に出てしまう恐れもあります。

今回の改善では、空いているスペースを活用し切粉置き場を同じ工場内の一角に
変更しました。

これにより、上記のリスクをなくすこと、運搬する手間が減り作業の効率アップ
につながりました。

空いているけど活用できていない、そういったスペースがまだまだあるかもしれません。

ときにそれらにも目を向け考え、改善に繋げていきたいと思います。

 

改善前

 

改善後

 

 

長岡市主催の高校生対象「企業フェス in アオーレ」に参加してきました!

様々な業種の企業様が参加している中、弊社のブースにも多くの学生さんが
足を運んでくださいました。

弊社の事業内容や魅力をPRし、鉄骨の加工に興味を持ってもらえるよう
お話させていただきました。

短い時間ではありましたが、学生さんと交流でき貴重な時間でした。

 

 

お正月に暇だったので、埃をかぶった司馬遼太郎作の『竜馬がゆく』を引
っ張り出し、そこから毎日寝る前に読んでいます。今ちょうど大政奉還の
直前で、竜馬が土佐の参政、後藤象二郎と交渉している場面です。

それにしても、この時代、命を狙ったり狙われたり、借金踏み倒したりと
何でもありで、前に読んだときは劇中のことと気にも留めませんでしたが、
改めて150年前の出来事だと考えたときに、本当にそんな世界があったの
かと信じられない気持ちになります。私の52年の人生の3倍程度の昔の
事でしかないのですから。

今、TBS系で放送しているドラマ、『不適切にもほどがある!』これも面
白いですね。阿部サダヲが主演を務める主人公が、38年前の1986年から
タイムスリップしてくる内容で、バスの中で煙草を吸い、スマホなし、パ
ワハラ、セクハラなんのその。私も生きた時代とは言え、ドラマとしてみ
せられるとあまりの現代とのギャップに驚かされます。
(ネタバレごめんなさい。ペコリ)

現代に生きる私が過去を見たときに『なんでそんなことやってんの?(笑)』
と感じるけれど、未来の人から見たときに私がやっていることを見られたら
どう感じるんでしょう?パソコンカタカタ打っているのを見て『なんでそん
なことやってんの?(笑)』と思われるのかもしれませんね。

時代が変わると常識が変わる。時代に合わせて生きたいけれど、合わせきれ
ずに途中で力尽きるのもまた一興かと。あっ、その前に次の世代にバトン
タッチしますのでご心配なく!!